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帯状疱疹

たいじょうほうしん

帯状疱疹の特徴

 身体の左右とちらかっ方に、ピリピリと刺すような痛みと、これに続いて恋い点と小さな水ぶくれが帯状にあらわれる病気です。この症状に由来して、「帯状疱疹」という病名がつけられました。

帯状疱疹は、身体の中に潜んでいたヘルペスウイルスの一種、水痘・帯状疱疹ウイルスによって起こります。水ぼうそうにかかったことのある人なら、誰でも帯状疱疹になる可能性があります。 はじめて水痘・帯状疱疹ウイルスに感染したときは、水ぼうそうとして発症します。

  •   水ぼうそうが治ったあとも、ウイルスは体内の神経節に潜んでいます(潜伏感染)。
  • 加齢やストレス、過労などが引き金となってウイルスに対する免疫力が低下すると、潜んでいたウイルスが再び活動を始め、神経を伝わって皮膚に到達し、帯状疱疹として発症します。
  • 60歳代を中心に50歳代~70歳代に多くみられる病気ですが、過労やストレスが引き金となり若い人に発症することも珍しくありません。
  • 通常は生涯に1度しか発症せず、免疫が低下している患者さんを除くと再発することはまれです。
  • 一般に、身体の左右どちらか一方の神経に沿って帯状にあらわれるのが特徴です。
  • 胸から背中にかけて最も多くみられ、全体の半数以上が上半身に発症します。
    また、顔面、特に眼の周囲も発症しやすい部位です。
  • 投稿日:2024.4.04

食道アカラシア

   会社員Aさん(30)は五年前から食べ物や水がのどにつかえる感じがするようになった。刺激物や冷たいもの、熱いものを食べたり飲んだりすると、胸に詰まって飲み込めない。徐々に体重も減り、昨年末からは食後に胸の痛みも出るようになった。市民病院を受診、内視鏡検査とバリウム透視の結果、食道アカラシアの疑いがあるといわれ大学病院を紹介された。 食道アカラシアは食道の運動の異常で起こる。食道と胃の境が緩まず食べ物が通らなくなる。まれな病気だが、二十代から四十代に多い。 ほとんどの場合、水も食べもつかえる感じがあり、年が経過するにつれてゆっくりと進行する。残っている食べ物がのどに戻ると、むせやせきが起こる。ひどいと肺炎にもなる。冷たいものを食べたときなど、胸や背中が痛くなることもある。 胃がんや食道がんと区別が必要で、内視鏡やバリウム検査をし、食道アカラシアの疑いがあると食道の圧検査をすることになる。 食道の筋肉の緊張を取る薬を使ったり、バルーン(風船)で狭いところを広げたりして治療する。腹腔(ふくくう) 鏡を使ってごく小さな傷口で安全に手術ができるようになった。術後経過もよ<手術を積極的に実施する医療機関が増えている。 Aさんは大学病院で再度検査を受け、がんのようなものはなく、圧検査で食道アカラシアと診断された。約一週間入院し腹腔鏡手術を受けた。 今では、つかえる感じもなくなり、胸の痛みもなく、体重も元に戻った。

  • 投稿日:2024.3.26

一つのいわゆる共同幻想

 

尊敬する分子生物学者 福岡伸一先生のお話

 消化の意味については、それは情報の解体であると。他人が書いた文章(タンパク質)をいったん完全にアルフアベット(アミノ酸)にもどすこと。その上で一から自分の文章を組み立てること。栄養素の消化吸収に関するこの事実は、基本的な科学リテラシーでもある。

 コラーゲンはタンパク質である。細胞間のクッションとなりお肌の張りを保つ。関節の潤滑剤としても働く。しかし、私たちが食品として摂取したコラーゲンは動物や魚由来のものであり、消化管内で分解されてアミノ酸となる。コラーゲンはもともと消化されにくいタンパク質なのでそのまま排泄されてしまう分もかなりある。少なくともいえることは、他者のコラーゲンがまるごと消化省を通り抜け、細胞間や関節に届いて、その場所に補給されることは全くありえないということである。

 私たちの細胞は、コラーゲンが必要なときは、吸収したアミノ酸からいくらでも作りだすことができる。そしてコラーゲンの合成に必要なアミノ酸は、ごくありきたりなものなので、どんなタンパク質にも含まれている。だから普通の食事をしている限り、コラーゲンが不足するなどということもありえないのである。

 外見は本物とそっくりに作った薬を、それとは知らせずに投与すると、かなりの割合でなんらかの改善が見られる。いわゆるプラセボ(薬)効果である。ことほどさようにヒトは信じやすく、信じる者は救われる。だから私は、コラーゲンの共同幻想に陥っている人たちを見ても何かを諫言するつもりはない。ただ幸いであると思う。

そしてひとりごちる。それに一体いくら払ったのだろうと。

サプリメントは効果あると思えば効くかも?

  • 投稿日:2024.3.26

脳梗塞

 脳卒中には、脳梗塞(こうそく)、脳出血、くも膜下出血がある。この中でも、近年、食の欧米化が影響してか脳梗寒が増えている。この病気は脳の血管が詰まって、脳細胞に酸素と栄養が供給できず、脳細胞が死んでしまう結果によるもの。
 脳梗塞には三つの種類がある。ラクナ梗塞といって、脳の細い血管に生じ、高血圧の人に多くみられる。血圧で血管壁が厚くなり、詰まってしまうためだ。睡眠中に多く比較的軽症の場合が多い。
 第二脳梗塞を防ぐには、アテローム血栓性脳梗塞。
これは脳の太い血管が詰まって起こる。脳などの太い血管の動脈硬化によって起こり、睡眠中に多い。これは血液中のコレステロールが増加すると、血管壁にアテロームというものができ、血栓をつくりやすくする。
 第三に、心原性脳塞栓症。
心房細動という不盤脈によって心臓に血栓ができ、これが流れて脳の血管が詰まった場合に起こる。日中活動時に起こりやすく重症化しやすい。
ところで脳梗塞の人の約三割に前ぶれがある。一過性脳虚血発作といって、次のような症状がでる。体の左右どちらかが動きにくい、またしびれる、感覚が鈍る。他にロレツが回らない、片方の目が見えにくい、めまいがする、足元がふらつくなどの症状が出、これらは二十四時間以内に沿ってしまう場合が多い。
こんな症状がでたときには、医師の診断が早急に必要だ。喫煙、大量飲酒や食塩、動物脂肪のとりすぎのほか、運動不足、肥満も脳梗塞の原因となる。これらを避けて魚、大豆およびその加工品、野菜、海藻、果物などを積極的にとるとよいだろう。

体重計、体温計、血圧計、パルスオキシメーター家にある医療器具。日頃より気にしましょう。

  • 投稿日:2024.3.19