2025年8月よりシルガード9は男性も接種可能になりました。
これまでは主に女性向けの子宮頸がん予防ワクチンでしたが、男性への適応拡大により
肛門がんや尖圭コンジローマなどの HPV(ヒトパピローマウイルス)感染症の予防も期待できます。
ただし、現時点(2025年11月現在)では定期接種の対象ではなく、任意接種(自費)となります。
シルガード9を男性が接種するメリット
肛門がん、尖圭コンジローマの予防: シルガード9は特定のHPV型(6、11、16、18、31、33、45、52、58型)による感染を防ぎ、これらが原因となる病気を予防します。
公衆衛生への貢献: 男性の接種は、自身がHPVを感染させパートナーに広げるリスクを減らし、社会全体の感染拡大を防ぐ役割も担います。

接種回数の短縮: 15歳になるまでに接種を開始すれば、2回の接種で済む場合があります。
接種の注意点
任意接種であること: 現時点では公費負担の定期接種の対象ではなく、全額自己負担となります。
接種は医療機関へ相談: 接種を希望する場合は、医療機関に問い合わせて相談してください。
シルガード9の男性への適応拡大は、病気の予防という観点から男性の健康を守る重要な一歩です。
自費診療となるため費用はかかりますが、将来的な健康リスクを減らす選択肢として検討する価値があります。
接種費用:1回 32,000円(税込)





